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大阪市で発見された放浪鹿は結局どうなったでしょうか?奈良に送り返されたのでしょうか?

大阪市内で目撃されていた“迷いジカ”は、3月25日に大阪府警関目別館の敷地内で檻に誘導されて捕獲され、その後は大阪市の動物管理施設「おおさかワンニャンセンター」で一時保護されています。

奈良県の山下知事は「奈良公園から出た鹿は天然記念物ではなくなり、県境を越えての放獣は受け入れられない」として、奈良への受け入れ・“送り返し”を明確に拒否しており、この鹿を奈良に戻す計画は取られていません。
大阪市は奈良への返還ではなく、「府内の施設での受け入れ先」を探す方針で調整を進めていると報じられています。

この鹿が奈良公園から来た証拠は今のところ、公的に「奈良公園から来た」と断定できる決定的な“証拠”は示されておらず、「可能性が高い」というレベルの話にとどまっています。

報道で根拠として挙げられているのは、だいたい次のような点です。

  • 生駒山系にはもともと野生のシカがほとんど(あるいは全く)生息していないとされていること
  • 目撃地点が「奈良 → 東大阪 → 大阪市内(都島区など)」と東から西へ連続していること
  • 人がかなり近づいてもあまり逃げないなど、人慣れした行動が奈良公園のシカの特徴と一致すると専門家が指摘していること

ただし、個体識別(タグ・GPS・DNA等)は行われていないため、「この個体は奈良公園の何番のシカです」といったレベルでは特定されておらず、「奈良公園から来た“可能性がある/高い”」という表現にとどまっている、というのが実情です。

この鹿がオス鹿である特徴と確認方法

この大阪市の鹿について「オスと断定された」という公式な発表内容までは、いま参照できませんが、一般的にニホンジカでオスかどうかを見分けるポイントと確認方法は次の通りです。

外見から分かる主な特徴

  • 角の有無
    • 成獣のニホンジカでは、基本的に角が生えるのはオスだけです。
    • ただし、子ジカ(0歳〜1歳前後)はオスでも角が目立たないので、この段階だけは角だけでの判別が難しいです。
  • 体の大きさ・体格
    • 成獣ではオスの方が明らかに大きく、体重も重くなります(オスの方が全体にがっしりしている)。
  • 毛色の違い(冬期・繁殖期)
    • 冬毛ではオスは濃い茶色、メスはやや灰褐色寄りになるとされます。
    • 発情期にはオスの首回りにタテガミ状の毛が伸びるのが特徴です(奈良の鹿など)。

より確実な確認方法

  • 肛門・外陰部の観察
    • メスのお尻には「肛門と外陰部の2つの穴」がありますが、オスはお尻側には肛門だけで、性器(ペニスと陰嚢)は腹側〜股のあたりにあります。
    • 野生動物では、実際には捕獲後にお尻と股間を近距離で確認するのが一番確実な方法とされています。
  • 専門機関による判定
    • 行動観察や外見だけでは紛らわしい場合、解剖・DNA検査で性別を確認することもあり、現場でも外見判定を誤る例は珍しくありません。

大阪の“迷いジカ”がニュース映像などで「オス鹿」と紹介されている場合、多くは「角らしき突起の有無」「体格」「繁殖期の特徴」など外見からの推定、あるいは捕獲後に現場で股間が確認された結果によると考えられますが、公的な性別判定の手順・記録まではここからは確認できません。

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